パズル道場では、空間認識能力・思考力・量感(数を順番ではなく量としてとらえる能力)を育成します。2020年の大学入試改革でも思考力・空間認識能力を重視すると発表されています。
しかし、学校や一般的な学習塾では知識分野の育成がメインになっており、感覚分野である空間認識能力・思考力・量感の育成には重点が置かれていません。感覚分野を鍛えるにはスポーツのようにトレーニングを継続する必要があります。パズル道場はテキスト・教具・webを使い空間認識能力・思考力・量感を育成するプログラムであり、大学入試改革の前から空間認識能力・思考力の育成を目的として開発されたプログラムです。現在全国約1400会場で実施されています。
空間認識能力をつけることにより立体に強くなるだけでなくイメージ力がアップすることにより図形以外でも図を書いて解く算数などの理解力もアップします。また、入試に必要な思考力とは初めて見る問題で知識をほとんど必要としない難しい問題を解く能力です。パズル道場では良質な算数パズルを解くときに自分の作戦で解くことを意識させているので仮説と検証を繰り返して考える能力(パズル道場では仮説思考力)が身につき入試に必要な思考力も育成されます。そして、これらは問題解決能力ともいえるもので、仕事や日常生活でもとても大切な能力といってもいいでしょう。
小学校の算数で、分数・小数・割合・速さを苦手にしている生徒はたくさんいます。これは、量や大きさのイメージが身についていないことが大きな原因だと思われます。学校のテストでは公式に当てはめて点数は取れている生徒でも、イメージが伴っていないと、問題の出し方を少し変えられただけで途端に出来なくなったり、また出来たとしても何かスッキリした気持ちになれていないこともよくあります。中には初めは漠然と解いていたなかで徐々にイメージが伴ってくる生徒もいます。ですが、それができるためには自分の作戦で解く・何かスッキリしないので自分の頭を使って考えるといった習慣が身についている必要があるのです。
パズル道場ではひとつの問題を解くのに何週間もかかることもあります。できない時間にへこたれずに考え続けること、結果よりプロセスを重視します。それにより粘り強さを高めることも大きな目標としています。
生徒それぞれが自分のペースで自分の作戦を立てて授業を進めていきます。子供たちがまだ小さいうちに・時間に余裕があるうちにじっくり考える習慣をつけられたらそれは将来の宝物になるのではないでしょうか。
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